こんばんは

いよいよ相鉄線とJRとの相互乗り入れが開始となり、相鉄の歴史の新たな章が始まりました。
相鉄の歴史の一大転換点となる事でしょう。

さて前回までは相鉄線内で活動してきましたが、今回久々に都内まで出たので(9/30以来2カ月ぶり)帰りは大崎から相鉄兆通列車に乗って帰る事としました。

前回はコチラ↓
HELLO!NEW SOTETSU~2
HELLO!NEW SOTETSU~1

ダイヤ改正前日はコチラ↓
相鉄線ダイヤ改正前夜4(See you again,Izumino-Line Special Express.)
相鉄線ダイヤ改正前夜3
相鉄線ダイヤ改正前夜2
相鉄線ダイヤ改正前夜1

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午前中の二俣川駅。
いずみ野線からの各停が新宿行と特急横浜行に接続し、新宿方面への利便性と横浜方面への送達性を確保しています。各停を下りて新宿行に西谷まで乗車し、西谷からはもとの各停横浜行に戻るという謎ルートで横浜・東京方面へ。

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秋葉原で用事を済ませた後はいよいよ相鉄線直通に乗車します。
山手線も殆どがE235系となり、E231系は全然見かけなくなりました。しかしこの顔の後付け感がすごい。

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大崎駅の発車標。
平塚・逗子に混じって海老名行と言う見慣れない表示。直通が始まった事を実感しますねぇ。
いずみ野線が平塚まで延伸してJR直通列車が設定されたら、此処から2通りの平塚行が見れるのか…と思った次第。
そして横須賀線列車は普通で相鉄線直通は各駅停車と区分されていますね。

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スローシャッターで撮ってたら日英表示がごちゃごちゃに。

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駅の案内板も「相鉄線直通」と言う表記です。
りんかい線や横須賀線と同じブルー系ですが混同しないんですかね…

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りんかい線は濃いブルー、相鉄線直通は普通のブルーで案内されていますが逆の方が車両の色とか実態に即しているのではと思った次第です。

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ホームの発車標。
相鉄線直通のみグリーン車無しです。つけて欲しいところですが…
しかし都内で見る海老名表記は中々新鮮ですねぇ。

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乗車目標も勿論設置されていますが特に位置がずらされていると言う訳ではありません。湘南新宿ラインと相鉄直通が数分の感覚でやってくるので分離した方が良いのではと。そして湘南新宿ラインと相鉄線直通では号車番号の振り方が真逆で、前者は下り方が1号車・後者は下り方が10号車となります。

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ここに湘南新宿ライン15両の乗車目標まで加わるとますますわけのわからない事に…

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大崎駅の駅名表には相鉄線の文字は有りません。

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大崎駅で並ぶ埼京線の主力2形式。
りんかい線の70-000形は相鉄には入ってきませんが、E233系はりんかい線・相鉄線方面両方向に向かうので乗り間違いに注意が必要ですね。国際展示場で夏冬に催される超巨大イベントに向かっていたら堆肥の匂いかぐわしい横浜の西端まで連れて行かれたなんて事が無いように。

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70-000形が出発したそこに、濃紺色に塗られた見慣れた列車が入線。

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相鉄12000系のお出ましです。
都内へ相鉄車両が自力で入線するシーンを始めて撮影出来ました。歴史的瞬間ですね。
一般客も何だアレはと言ったは感じで見ているので、やはり「デザインブランドアッププロジェクト」の効果は結構あるのだなぁと。

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なお自分が乗車した列車はE233系の方でした。
西大井~武蔵小杉間では通勤型ながら高速走行が楽しめます。

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そして武蔵小杉到着。
次の次の次が二俣川だなんて信じられませんねぇ…。しかし次の羽沢横浜国大がしれっと隣に書いてありますが次の駅までは約15分掛ります。
武蔵小杉駅に来る全系統(相鉄直通以外)が乗換え表示に出るのも中々新鮮です。数年後には東急直通線も完成し武蔵小杉からは2つのルートで相鉄線に繋がる事に。

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今回はここで降りてしまいます。直通線通過はそのうちにでも。
次は羽沢横浜国大まで停まりません。

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次駅までの長い長い道のりに向かって走り出して行きました。そのうち撮影にも出たいですね。

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武蔵小杉駅の駅名表。羽沢横浜国大・相鉄線方面が追加されています。
西大井に停車しない列車も多くあるので、武蔵小杉駅は横浜・相鉄、東京・新宿と4方向へ向かう乗客を捌く一大ジャンクション駅となりました。

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そのためホーム案内板も複雑化しています。

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相鉄線直通列車の乗車目標もありますが、案内表示とは異なり緑色となっています。

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ホームの時刻表。相鉄兆通は分離して掲載されています。
相鉄線方面への列車は朝7時代が始発とかなり遅いものの、終電は23時代で結構遅くまであります。
朝夕は若干本数が多く日中は時間2本です。貨物列車も多く走る区間なので完全なパターンダイヤとなっていないのが特徴。

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武蔵小杉からは横須賀線電車で横浜へ出、そこから相鉄で帰ると言ういつも通りのルートですが、今回西谷JRからの列車とで接続すると言うので西谷乗り換えをやって見ました。乗車電は12000系の特急で、乗車率は座席がすべて埋まる程度でした。これから乗客遺構が進んで行くのですかね。
しかしこの直後、西谷駅にて非常ボタン扱いにより乗車列車が緊急停車する羽目になり(すぐ再開)プチパニックに陥る筆者だったのでした。

乗入れ開始後、平日は連日(主にJR線内でのトラブルにより)遅延が発生しているといいます。今まで他社線の遅れに伴う直接的な被害は無かった相鉄ですが(及ぼした事はあった)、首都圏でも屈指の混雑路線で日常的に遅延の発生する最強線や遠方や多方面から列車が乗り入れて来る横須賀線・湘南新宿ラインに乗り入れたという事で今後は少々の遅れも覚悟しなくてはならないのかもですね。まぁ完全な解決はたぶん無理なので少しでも改善を望みたいところです。

羽沢ウォッチングはそのうち取材に行きます。

最後までご覧いただきありがとうございました。