こんばんは

毎週土曜夜8時恒例の保有車両紹介です.。

7045+7047 (1)


製品をベースに各種改造を加えた全7本を数回に分けてお送りします。本日は8次車(7045F・7047F)。

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1974年に製造された6連2本は7700系からの逆輸入で台車が新型のS型ミンデン式FS384を採用し、電動幕や赤色モケットなど座席指定特急での運用を意識した仕様で誕生しました。2本中1本は6両固定のまま一生を過ごし、もう1本は白帯車に抜擢され4連化・格下げを経るというそれぞれ異なる道を歩むこととなります。

1980年代に至り、117系快速用車両が投入されるなど長らく名鉄の独壇場だった中京地区の輸送改善に国鉄が着手したため、名鉄も対抗策を打ち出すこととなり、7000系のアコモデーションを改善し白帯をまいたグレードアップ車「白帯車」を座席指定特急として投入。国鉄→JRの熾烈な競争の始まりとなりました(白帯車については後の記事にて詳述)。
一方で1984年には、編成組み換えの過程で余剰となった中間車4両が非冷房SR車を差し置いて7000系初の廃車となり、足回りは8800系「パノラマDX」に、冷房装置は瀬戸線の通勤車6600系にそれぞれ流用されます。1987年にもさらに4両が廃車となり機器は同様に流用されました。

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1980年代末に至り、国鉄民営化に前後して白帯車を追加改造し内装についてもさらなるグレードアップを行ったものの、車両自体の陳腐化は否めず1988年に特急専用車「パノラマSuper」が登場すると支線直通用の一部を除いて白帯車は一般車に復元されました。
1999年には残った白帯車も支線直通用特急専用車1600系によって置き換えられ、パノラマカーの特急運用は消滅し順次白帯を撤去されました。その頃より編成単位での廃車も本格化し、特に特別整備を受けていない中~後期車の廃車が進むこととなります。

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・模型について
模型はTOMIXの名鉄7000系第45編成をベースに各種改造を加えたものです。2018年春に発売されたTOMIXパノラマカーシリーズ久々のバリエーション展開でした。しかしこれを以てしても全てを網羅するのは難しいので3次車-6次車のグループの製品化に期待です。たくさん買いますよきっと…
TOMIX 名鉄7000系(第45編成) を徹底?解剖

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⑤7045F
岐阜←モ7046-モ7087-
モ7102-モ7103-モ7086-モ7045→豊橋

製品化された第45編成(7045F)はパノラマカーの編成単位での最終増備に当たる1974年に登場した編成で、当初は
岐阜←7046-7087-7088-7085-7086-7045→豊橋
の編成でしたが、1987年にモ7088・7085を他の編成に供出する代わりに7100系4連からモ7102-7103を貰い受け編成内でのドア形状が異なる編成となりましたが、2次車の6連などとは異なりクーラーは全て集約分散式に統一された整った外観となりました。その編成のままパノラマカー再末期まで活躍しています。
模型はMマークが追加された1990年代~晩年の姿となっています。

編成細見

1-モ7046


モ7046
岐阜・弥冨方制御電動車。主制御器。主抵抗器・パンタグラフを搭載。

2-モ7087


モ7087
モ7046とユニットを組む中間電動車。MG・CPを搭載。

3-モ7102


モ7102
主制御器。主抵抗器・パンタグラフを搭載する中間電動車。
1975年に製造された7000系最終増備車で、両開きドアやロングシート部分の拡大などのラッシュ対策が行われています。元々は1次車に組み込まれていたのを1984年に7101~7104が編成を解かれ、7101と7104に運転台取付を行い7100系として独立しました。当初は4連でしたが後に中間を外して2連化され、7102.7103は7045Fへ組み込まれます。

4-モ7103


モ7103
モ7102とユニットを組む中間電動車。MG・CPを搭載。

5-モ7086


モ7086
主制御器。主抵抗器・パンタグラフを搭載する中間電動車。模型では動力車となっています。
1.2次車では工場内入換用の簡易運転台装備のモ7150番台でしたが、簡易運転台が不要となった後は最初から簡易運転台非装備のモ7050番台のみが製造されます。

6-モ7045


モ7045
豊橋・河和方制御電動車。MG・CPを搭載。

FS384


1974年以降製の比較的新しい車両のため全車両がS型ミンデン式のFS384を履きます。

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ひとまずはシール貼りなどの整備を終えデビューを飾りました。
地下区間なので新名古屋のような光景ですね。

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その後のパノラマカー大量増殖に伴い、この編成も再整備を実施しました。

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前面下部の排障器は製品状態(左)では何となくスカスカ感があるので取付用ツメを削り落として少し上に持っていってやりました。効果はこの通り(右)。中々引き締まったのですべての編成を対象に実施しました。

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岐阜方の行先表示は当初快急岐阜でしたが他編成に譲り、急行新可児行に変更しました。
詳しい方によると行先表示板の位置が高すぎるようなので7043Fみたく少し下げてみようと思いましたが点灯機能を維持しながらの加工は中々難易度が高いようなので断念しました。

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豊橋方面は急行中部国際空港行に。ウチで初めて中部国際空港表示を灯した車両です。
パノラマカーで中部国際空港への連絡橋を渡ってみたかったですねぇ(と何度言っただろうか)。

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その他の改造メニューは他編成とほぼ同じです。
座席モケットは登場時赤色だったようですが、晩年の写真を見ると他車と同じくブラウン系だったようなので他車と揃えています。

さて、お次は…

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⑥7047F
岐阜←モ7048-モ7091-
モ7090-モ7047→豊橋
製品化された第45編成(7045F)の弟分で、パノラマカー編成単位での最終増備編成となります。当初は
岐阜←7048-7091-7092-7089-7090-7047→豊橋
の編成でしたが、1984年に7092-7089を抜いて4連化・特急化整備及び前面への電連・ジャンパ栓取付で白帯車となりました。1987年には座席ヘッドレストの独立化などの第二次特急整備が行われ、1000系「パノラマSuper」登場後も支線直通用特急車として残され、最終的には1600系「パノラマSuper」導入により特急運用の任を解かれ、白帯も解除されますがの内装や前面の行先表示板に白帯車の面影を残すこととなります。

編成細見

1-モ7048


モ7048
岐阜・弥冨方制御電動車。主制御器。主抵抗器・パンタグラフを搭載。

2-モ7091


モ7091
モ7048とユニットを組む中間電動車。MG・CPを搭載。
ナンバーはインレタの付属するバラ数字を拾っています。

3-モ7090M


モ7090
主制御器。主抵抗器・パンタグラフを搭載する中間電動車。模型では動力車となっています。

4-モ7047


モ7047
豊橋・河和方制御電動車。MG・CPを搭載。

長らく白帯車でしたが、模型では白帯解除後の2005年ごろの姿を再現しています。

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2019年10月の増税後、横浜界隈をプラプラしていたら見つけてしまったんですよね。なんでこう増税後に欲しいものがホイホイ出てくるんでしょうか。政府の陰謀でしょうか。
ともあれ2次車セットと第45編成セットを1本ずつ格安で入手してしまったので、
・2次車セットは6両中中間2両を抜いて第45編成よりモ7100を組み込み7005Fとして竣工
・第45編成は改造の上7047Fへ
・余剰の中間2両は用途考え中。7700の非白帯や2次車の先頭車がジャンクであればよい

といった組み換えを経ています。

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元白帯車といえば逆おにぎり型(とでも表現すればよいのか)の行先表示板が特徴なので、GMの名鉄汎用ステッカーを逆富士型パーツに貼って行先表示板の形にパーツをカットしてそれっぽくしました。なお第45編成セットに標準装備の電動幕は7005Fとライトユニットごと交換しているので7047Fは行先表示非点灯となります。

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前面連結器もTNカプラーに交換し、ジャンパ栓も設置し晩年の7047Fとなりました。
白帯が無いのでちょっと間が抜けている感がありますね。

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岐阜方行先表示は「快急岐阜」表示に。画像検索で新種別・緑行先幕を掲げNSR車2連を従えた列車がヒットしたので再現してみました。

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豊橋方は「準急中部国際空港」行に。
空港線開業時に電動幕車のほとんどは6連に集約され行先表示幕が交換されましたが、6連化されなかった電動幕装備の4連は行先表示幕が交換されなかったようで、空港線開業後に誕生した行き先の表示にはこのようにサボを取り付けて運行されていたようです。

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元特急車という事で特別な内装も再現していますが、詳しくは次回の「白帯車・7011F」の項にて詳細にお送りします。

ギャラリー

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邂逅する8次車同士。
元々同じ時期に登場した編成同士ですがその後全く異なる人生を歩んでいるところが面白いですね。

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導入当初はウチでも珍しい平成仕様の名鉄車両という事で他社様との運転会に参戦する機会が多かった7045F。

7005+7045


7005F(左)との並び。
同じ電動幕装備編成ですが最初期に製造された1次車と最終増備の8次車なので歳の差は15年近くあります。

7047+7045


7045Fと7047F。
元々同じ製品ですがご覧のように全く別物に見えるように改造できるところが模型工作の楽しみですね(と先週も言った記憶)。

7047+7001


トップナンバー7001Fとラストナンバー7047Fの並び。
15年近い年の差ですが特別整備を受けた7001Fが長生きしたため退役年はほとんど変わらない所が面白いですね。

7047+7011


7047Fと7011F(右)の第2次特急整備車同士の並び。白帯の有無と時代設定以外はほぼ同一です。

7047+7043


7次車・7043Fと7047Fの4+4編成。
パノラマカー4連は3編成となりましたが1編成余っているのでもう1本作りたいところですね。

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複々線区間をNSR車の急行豊橋行と並走する7047F準急中部国際空港行。神宮前ですね(しまった位置関係が逆だ…)

TOMIXパノラマカーシリーズのさらなるバリエーション展開に期待したいですね。
さて、次回はパノラマカーの特別仕様・白帯車をお送りしたいと思います。
7047Fの内装についてはそちらも併せてご覧ただ蹴ると幸いです。

撮影場所(順不同・敬称略)
・ポポンデッタ横浜ビブレ店(移転済)
・ポポンデッタマルイシティ横浜店
・ポポンデッタ秋葉原店
・MODEL TrainBleu
・レイルガーデン
・N-plat