こんばんは

暑さで8月は製作意欲迄ダダ下がりでろくな物が完成しませんでしたが、猛暑になる前に何とか完成にこぎつけたものを1つお送りしませう。前回より続き。

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上飯田の3連AL車(二代目名鉄3300系)タイプを製作しました。

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1980年代末に至り、非冷房・旧性能車の淘汰を一気に進めていた名鉄ですが、その中でも比較的新しい3850系・3900系の足回りを流用し1987年に誕生したのが「上飯田の3連AL車」こと3300系(二代目)です。3300系の称号は戦前に神宮前~豊橋間を1時間弱で走破した超特急「あさひ」用の車両以来のものです。
車体は当時の最新形式6500系と同様の物で、前面は6000系同様の貫通構造となっていますが、被標識灯はLED式となるなど6000系と6500系の要素が合わさった構造です。先述の通り足回りは流用品のつりかけ駆動ですが、冷房化に伴い一部機器は新製されています。名鉄では珍しい3両固定編成であり、支線区の輸送力適正化に貢献しました。

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3両編成4本が製造され、当初は本線の普通列車でも使用されましたが後年は各務原・小牧・広見線など犬山地区の支線区にて運行されました。
しかし、2003年の小牧線の名古屋市営地下鉄上飯田線への乗り入れ開始に伴い全ての運用を失うこととなり同年中に全車廃車。本系列の全廃により名鉄の本線系統からつりかけ駆動車が消滅しました。一部部品は名鉄の他系列や他社へ譲渡されるも、車体はベースとなった6000・6500系よりもずっと若いものの登場からわずか16年余りで全車解体となりました。


※なおこの「上飯田の3連AL車」は先述の通り、実車が6500系のボディをベースに製造されたため、6000系ベースに改造した拙作とは少々…というかかなり外観が異なります(側面の窓配置とか特に)。そのためサードパーティー製品ふうの名前を中心に用いてます。その点ご留意いただきますようよろしくお願いします。
(と何度でも書く)

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と言う訳で完成した「上飯田の3連AL車タイプ」はお披露目(観客がいないとか言ってはいけない)も兼ねて各地で試運転を実施しています。完成後初の試運転は華のアキバ。

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高架駅に停車。
地下鉄直通前の上飯田駅は駅ビル2階に島式ホーム1面2線構造であったようなのでよく似合いそうな光景です。

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ベースとなった6000系トップナンバーとの並び。顔は似て非なります。
6000系トップナンバーよりも10年以上若いですが、その一生は半分に満たないものでした。

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同時製作(と言うかAL車の余りで作った)の6000系後期車との並び。同時期の登場であるだけあって顔と足回りと屋上機器以外は全く同一です(実物の場合)。

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毎度おなじみの「神宮前駅入線シーン」ですが、AL車の方はローカル線での運用が中心だったようなのであまり見られなかった模様。

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続いては地元横浜での試運転。

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広見線愛岐トンネル付近風の光景。

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田園地帯に響くツリカケサウンド

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上飯田駅地上時代の矢田川橋梁がこんな感じだったようです(※実際は単線)

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続いては川崎の地下街アゼリアにて。
横浜近辺で名鉄を走らせているとどうしても京急だ!と言うチビッ子が多いのが悩み。ちゃんと正しい教育()が必要ですね…(謎の使命感)。

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此処ではマイクロの6000系と並走。ロスナイの有無と顔以外はよく似ています(そりゃまぁ種車が中期編成です故)。何度も言いますが3300の方は6000中期車とは側面が異なります。

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最後は自宅。
完成直後の記念撮影時に保有6000系列を全タイプ引っ張り出してきて撮影しました。同じ種族?であるAL車よりも6000系列と並べた方がよく似合います。

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屋根上いろいろ。
省エネの見地から6000系中期車では冷房台数が削減されましたが、3300では熱交換換気装置も省略され、同形態だった瀬戸線の6650系と共に冷房能力が低かった模様です。

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この中でニセモノはどれだ???と言うクイズを出して果たしてどれを選ぶか気になるであります。

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名鉄3CARs。
名鉄において3両固定編成を組むと
・早々に増結される(例:3400・2000)
・会社の政策変更などから本来と違う使われ方をする(例:8800・1600)
・短命に終わる(3880・3300・8800・1600・キハ8500)
というジンクスが(勝手に)存在します。

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しかし短命ながらも大きな影響を与えたりする車両も存在するので興味は尽きませんね。

製作意欲も戻りつつあるので、この先も色々作ってみたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。