こんばんは
遠征から早1カ月…早いですなぁ。

前回より続き
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モ784
再び井原の急カーブへ。日通のラッピング車が赤岩口へと向かいます。
日中は赤岩口系統と運動公園前系統がそれぞれ14分間隔で運転され、両者が合わさる駅前~井原間は7分間隔での運転となります。

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モ782
急カーブを曲がる元名鉄車。

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モ785
最初に乗った三河ダイハツのラッピング車。半径11メートルのカーブではかなり車体がはみ出します。狭いロータリーを転回するバスのようでもあります。

さて、豊橋方面へ戻る事としませう。
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途中の競輪場前電停には小さな車両留置スペースがあり、ラッシュ時に備えて待機します。
元都電組の2両が昼寝中。

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モ782
豊橋中心街・新川電停の近くの交差点で張り込みスタート。交差点を曲がって行く列車が撮れますが自動車と被らないか毎度ビクビクするのがアレです。まぁ少しはスリルがありませんと。

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モ785
名鉄時代は自動連結器を備え連結運転も実施されていましたが豊鉄では不要となるので撤去されています。路面もありディーゼルカーもありの2000年代初頭の名鉄が一番おもしろかったかもしれませんね~…

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モ784
かつて同時期に名鉄で活躍した揖斐線のモ770や美濃町線のモ880などの連接車は福井鉄道に譲渡され活躍中なので、そちらもいつか訪問してみたいところ。昔行ったのですが乗る事重視で殆ど撮れませんでした故。

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モ3203
これも名鉄からの移籍組。岐阜市内線や美濃町線などで活躍したモ580です。1955年から56年製で、1976年から1980年にかけて豊鉄に譲渡されています。写真のモ3203は現在唯一の「ストロークリーム+赤帯」という旧豊鉄標準カラー(そして70年代の名鉄クロスシート車の塗装)を纏う車両で、夏期は「ビール電車」・冬季は「おでんしゃ」などのイベント列車に使用されます。撮影時も「おでんしゃ」に使われていました。

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T1001号
2008年に登場した豊橋鉄道初の完全低床車で、83年ぶりの自社発注車であるT1000形「ほっトラム」。他社でも追随して同型車導入が進むなど日本の路面電車業界に少なからず影響を与えた存在です。1編成しか存在しないため特定日は運休となります。

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モ3502
元都電7000形です。
譲渡に当たり
・ステップの新設
・前部ドアの折戸化
・後部ドアの移設(ステップが井原の急カーブで台車に干渉するため)
・冷房化改造(初期導入の2両のみ)
・軌間変更(1372mm→1067mm)。台車は変更なし
・集電装置のZパンタグラフ化
などの大規模な改造が施工されていますが、前面など基本的なスタイルは都電時代のままとなっています。都電7000形が昨年全廃になってからは、全盛期の都電を知る唯一の現役車両(足回りのみだが)になりますね。

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台車は都電時代同様のD20Aを装備。
ツリカケモーター音を響かせながら走ります。

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とここで、都電の姿と比較。
中ドアが窓一個分前ドア側に移設されているのが判ります。あと冷房装置も異なりますね。
ステップがあるかないかで結構印象も違って見えるものです。

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モ3503
此方は都電時代に冷房改造が行われた後期導入車。上記のモ3502とは冷房装置が異なるのがわかります。
都電7000形は昨年全廃されましたが、一部が豊橋鉄道に再譲渡されないかな~…とふと思った事もありましたがされない模様。やはり元が古すぎる故ですかね。

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モ3201
先程の「おでんしゃ」と同じ形式。トップナンバーの3201は「ブラックサンダー」のラッピングがされています。前面の黄色い稲妻模様から何となく電鉄っぽさを感じます。

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モ783
横浜ゴムのラッピング車。豊橋近郊の新城に工場を構えている縁でラッピングがされているのでしょうか。
ちなみにこの場所、かつて柳生橋方面への支線が分岐していた個所です。

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モ3201
先程のブラックサンダーは実は自動車に被られていて良カットに失敗していたので再履修。
丸みを帯びた前面・ヘソライトという「路面電車と言えばコレ!」という車両もだいぶ少なくなりました。製造から既に60年を超えているこの系列ですがいつまで活躍するのでしょうか…

市内電車は一先ず終了し、次なる目的地へ…

次回に続く…