こんばんは
随分前のになりますが、模型の話題を一本お送りします。
と言っても、1/150ではなく1/500の話題です・・・・・・・・・なんのこっちゃ・・・
JALのウイングコレクション第3弾です。
初めて入手したDC-8が入ってたのは5弾なのでその2つ前のですね。
それを・・・・・・・・・
コ~ンなに・・・・・・・・・・・女子会状態です。だって横浜の模型店で300円だったんだもん。
ラインナップがALLジャンボと言う事で物欲が大爆発起こしてこの様です。
このシリーズは、発売同時期に退役を迎えたJALのボーイング747ジャンボジェットにスポットを当てたラインナップとなっています。
その1
ボーイング747SR JA8117(SR=Syort Range)
飛行距離が比較的短距離で頻繁な離着陸を繰り返す日本の短距離路線向けに開発されたモデルで、ノーマルに比べて機体構造強化や降着装置の変更が行われています。
模型化されたのはJA8117で、1973年登録のJAL向けのSR第一号機でした。1988年にJALから退役後はNASAに売却され、スペースシャトル輸送機として2012年まで使用されました。
日本で飛んだ後はスペースシャトルを背負って飛ぶと言う異色の経歴を持つJA8117。後年はSRにとって不遇の時代でしたが、鉄道が独占していた長距離輸送に進出し現在の航空大国日本を作り上げた存在です。初期は尾翼部分に「SR」のロゴが入れられていたようです。
その2
ボーイング747-200B JA8161
-100形の改良型で、最大離陸重量を引き上げた長距離仕様で、1971年より導入されています。
中でも1983年に導入された2機(JA8161・JA8162)は-300形用に開発された当時最新のJT9D-7R4G2型エンジンを搭載。また燃料タンクの増設も行い東京~ニューヨーク間ノンストップ運航を実現。長距離用だが小型の747SPで同区間を運行していたパンアメリカン航空を圧倒しました。
1986年に追加された1機との合計3機が導入されたこの特別仕様機は「エグゼクティブ・エクスプレス」と命名され活躍。後継の747-400導入以降は東京~ニューヨーク間専用指定を解除され、2002年以降は貨物機に改装され2007年まで運航されました。
現代では双発の767や777ですらも簡単に太平洋ひとっ飛びの時代。あの手この手で航続距離を伸ばそうとする努力が見て取れます。
その3
ボーイング747-100B(100SUD) JA8176
アッパーデッキ(2階席)を後方に延長した-300と同様のボディに-100のエンジンを搭載した折衷型で、世界でも日本航空が発注した2機のみの存在と言う珍しい存在です。2006年まで活躍しました。
その4
ボーイング747-300 JA8186
-100・-200よりも2階客室部分を延長したモデルで、登場当時は世界最大の客席数を持っていました。このうち日本航空が導入した4機は先代のSR同様機体構造強化や降着装置の変更が行われた-300SR型で、世界でも日本航空しか導入していない希少機です。最大離陸重量の引き上げを行えば長距離路線への転用も可能でした。
登場直後より後継機747-400の開発・投入が進んだため主にリゾート路線中心に運航され、2009年までに全機退役。日本の空から機長・副機長・航空機関士の3人乗務機が姿を消しました。
後年は機体に特別塗装を施した「スーパーリゾートエクスプレス」(リゾッチャ)として運航されていました。
ボーイング747-400 JA8913
開発から20年近くが経過し陳腐化した従来の「747クラシック」の後継機として登場。期待こそは従来型とほぼ同様ですが、新型エンジンの採用やデジタル技術の採用による2人乗務化など当時の最新技術が投入され「ハイテクジャンボ」として親しまれました。翼端に設置されたウイングレットが特徴です。
JALのフラッグシップ機として長年活躍しましたが、ボーイング767や777などの双発機の台頭などにより2011年までに全機退役。JALから4発機が姿を消しました。
JA8913は晩年のアーク塗装に、JALが加盟する航空連合「ワンワールド」のラッピング機となっていました。
ボーイング747-200F JA8180
-200をベースに開発された貨物専用モデルで、従来貨物機として使用していたDC-8の2倍以上の積載量を誇りました。1996年には新デザインとなりシルバー1色の機体に「SUPER LOGISTICS」(スーパーロジスティクス)とブランドロゴが入りました。
2008年までに全機退役しましたが、その2年後にはJALの経営再建に伴い貨物線用機の運航は終了しています。
ボーイング747-200F JA8160(日本ユニバーサル航空)
日本ユニバーサル航空はJALの子会社として1991年に設立された貨物航空会社です。運航機材はJALからのリース機で、JA8160が抜擢されオリジナル塗装に変更されました。この機材は元パンアメリカン航空の機材で、1982年にJALが購入しています。
垂直尾翼にはクジラのイラストが描かれ、日本ユニバーサル航空の2レターコード「YU」から「ゆーちゃん」の愛称で親しまれました。しかし、同社は僅か1年ほどで運航を停止。JA8160もJALに戻されましたがその後暫くはこのままの塗装で運航されたといいます。
2007年に退役後はアメリカに里帰りし、カリッタエアで活躍中です。
何とこのアイテム、シークレットでした。シークレットをこんな値段で買っていいのかどうか・・・・と思いましたが売っていたからいいのでしょう。
ヒレを広げて空を飛びたそうな「ゆーちゃん」。短命に終わってしまったのが惜しまれますね。
以上7機が導入されました。今回買った中で無かったのはJA8101初期塗装とJA8107(JA CARGO塗装)の2種類です。結構痛いのが入っていなかったですが機会があったら買ってきませう。
さて、実は747-100SUDがダブりました。ので・・・・・・・・・・・
飛行機部門の師であるB777-346氏より交換していただきました。JALウイングコレクション2弾のDC-10-40Dです。自分はこういう古いデザインが好きなのでバッチリです。
氏のコレクションを拝見させていただきましたが、他にも多くのコレクションを保有しています。特にL1011トライスターは鼻血モノでした。どこかで見つけますきっと。
飛行機、これからも増える・・・・・・・・・・・のかな・・・・・・・・・・?
先はどうなるか判りません。
鉄道模型が一度も出てこないのに鉄道模型の話題に入れてあります。そのうち書庫作りましょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
説明文参考:取説・Wiki・FlyTeam