横浜西部急行の備忘録2(きまぐれ鉄道日記帳N)

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鉄道写真館(東急・横浜高速)

東急7600系

こんばんは。
 
ここんとこ数日飛行機ネタばっかしで「鉄道日記帳」の名が似合わぬ本ブログでしたが、本日より鉄道モードに戻ります。
8日にどこに行こうか迷っている間に、また1編成好きな車両が消えてしまいました・・・・・・・
 
 
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東急7600系です。
編成替えの結果余剰となったクハ7500をVVVF化して6両登場しました。当初は7200系と混成され大井町線と池上線に配置されましたが、1988年より池上線に転用されました。この際7200系クハの7600系への編入、一部車輛の電装や電装解除など大規模な組成変更が行われ3両編成3本9両の陣容になっています。このうち第3編成のみ3両固定編成を組み、第1・2編成は編成内に先頭車両を組み込んでいるのが特徴です。
1994年よりワンマン化改造・ワンハンドルマスコン化・内装更新が行われ、全体的に7700系の仕様に揃えられています。
同時に、第1・2編成の中間に組み込まれていた先頭車は、外観はそのままに中間車化改造が行われています。
現在は池上線・東急多摩川線で運行されていますが、2007年度より両線に新型車7000系の投入が始まり、淘汰が始まっています。
 
 
余剰となった車両でも安易に廃車せず、徹底的に利用する東急らしい車両ですね。さすが7000系置換えのときに「1両たりとも解体するな」と言った会社です。某M鉄は折角作った新型特急車のクハを10年足らずで廃車しています・・・・・・・・・・この差は何・・・・・・・・
この7600系化改造で弾みをつけ、翌年から7000系を改造した7700系をデビューさせています。
ちなみに自分は最近まで存在自体を知りませんでした。まぁわりと影の薄い感じの車両ですから・・・・・・・。VVVF装置は東洋電機製の初期GTO-VVVFですが、走行音が相鉄5000系にそっくりなので一気に親近感わきました☆
 
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第1編成です。
撮影は2013年5月24日です。この日は大井町線8090系最終日で、たまたま(虫の知らせに誘われ)撮影に出ました。旗の台で8090を撮った後池上線ホームに渡って五反田行ホーム蒲田寄りで撮っていました。ちなみにこの日はこんなのも撮れました。最初で最後ですが。
 
見づらい行先は「雪が谷大塚」となっています。やっぱり他と違う形式なのでラッシュ時間帯が中心なのでしょうか・・・・・・・・・・
 
イメージ 3
第2編成です。
撮影地は矢口渡駅です。多摩川線は大体ここで撮ります。
この日は東横線9000系撮影に絡んで大井町線・池上線と巡っていました。前面のカブキ色が非常に目立ちます。
 
この編成、先日長津田工場に回送されてしまいました。やはり廃車でしょうか・・・・・・・
また思い出が消えていく・・・・・・・・・・・
 
 
第3編成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は、本格的に撮り鉄始める前に廃車となってしまいました(2010年3月)。
前パンとか唯一の中間車とか珍しいところ満載だったのですが・・・・・・・・・・・・・・
叶うのなら時間戻したいですね~。
 
 
続いて細部です。
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この形式の最大の特徴、中間車化された先頭車です。
巧妙に手術されて中間車然りとなる鋼製車に比べて、加工の難しいステンレス車なのでわりと外観はそのまんま残っています。一方車内は乗務員室仕切・運転機器等全て撤去され完全に客室と同化しており、乗務員室部は車椅子スペースとなっています。
ヘッド・テールライト部は埋められていますが急行灯はそのまま残されていますね。
 
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行先表示はLED式となっています。同じ職場で走る7700系のものは小さいサイズですが、7600系は8500系などと同様幅広サイズとなっています。
 
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車内の製造プレートです。
上は製造時の、下は改造時のものです。丁度登場20年で改造されていますね。余ったら20年そこらでポイポイのJRや私鉄と違い、当時の東急は開発しただけあってオールステンレス車を大事にしていたたようですね。46年も走ってしまうとは・・・・・・・・・・・
昭和43年と言うことは1968年、丁度国鉄ヨンサントオ大改正の年です。同時期に登場した国鉄車両がほぼ壊滅状態であるのに対し私鉄では割と多く残っています。
 
イメージ 7
台車は、7600系化時にパイオニア台車→TS831に換装されています。
7700系や8500系のものとほぼ同携帯です。
 
さて、いよいよ1編成のみとなってしまった7600系。東横1000系の改造車1500系が続々と転入しているので、池上・多摩川線のユニークな面子もそろそろ見納めになることでしょう。
今後機会を見つけて撮影に出たいと思います。
 
 
 
7200系はもともとの数が少ないので、譲渡先も上田交通・豊橋鉄道・十和田観光電鉄の3社にとどまっています(十鉄の2両が大井川に行くそうで・・・・・・・・ワクワク)。
そのため譲渡後の車両はまだ撮れていませんが、デヤ引退のときは噂を聞きつけて撮りに行ったので、そのうち記事にしたいと思います。
 
イメージ 9
そういえば、この時も7600に出会いました。↑廃車になった(と思われる)第2編成です。
最初で最後の離合シーンも見せてくれました。
 
 
イメージ 8
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
 
 

東急7700系クラシックスタイル

こんばんは。
明日は久々の休みです。何処に行こうか考え中ですがとりあえず市外には出ないつもりです。市外に出ない生活が何日続くかチャレンジしていますが、現在43日目です。
さてどうしませうか・・・・・・・・・・・・・・
 
鉄道方面では、最近ショッキングな話題が続出していますね。水島キハ20定期運用終了、185系初の編成廃車発生、そして東急7700系7910F廃車etc・・・・・・・・・
好きな車両がどんどん消えていってしまい寂しい限りです。そして東横1000系の起死回生劇にはビックリしました。
 
 
さて今日の記事は、今話題の東急7700系「クラシックスタイル」の写真を一挙公開します。
廃車回送の写真は勿論無いのであしからず。
 
この7910F、種車は7000系のトップナンバー車で、1962年に登場してから50年以上活躍しています。2012年より池上線開業90周年を記念して、赤帯を撤去し登場時の7000系に近づけた「クラシックスタイル」として運行されましたが、遂に2014年5月に運用離脱し52年に渡る長い活躍を終了しました。日本初のオールステンレスカーは、オールステンレス車体が長持ちすることを実証してくれました。
 
イメージ 1
旗の台駅を出発するクラシックスタイルこと7910Fです。
撮影したのは2013年5月24日、今から約1年前です。この日は何があった日かご存知の方、いますでしょうか・・・・・・・・・・・・・・これについてもそのうち記事にします。
 
この日は朝から撮影で、その後沿線のBOOKOFFをハシゴして昼間にも撮影を行うと言うハードスケジュールでした。
 
イメージ 4
実用主義一点張りの飾り気無・真四角のボディーです。高度経済成長期の文化が読み取れます。
本当に弁当箱みたいな電車ですね・・・・・・・・・・・・学生時代に使ってた弁当箱にソックリです。
 
イメージ 2
こんな一枚も。通常塗装とクラシックスタイルが並びました。
帯の有無でこんなにも印象が変わるものなんですね。
 
イメージ 3
午後に撮影した一枚。トンネルから急勾配を駆け上がってくるのが分かります。
 
イメージ 5
所変わりまして、池上線の或る駅(場所忘れたorz)です。
カーブを曲がってくるところが下町っぽくていい感じですね。
 
イメージ 6
駅を発車していきます。
家々に囲まれた線路を3両編成の電車がトコトコ・・・・・・・・・・・・・・時代や車両は変わっても雰囲気はいつまでも変わりませんね。いつまでもこのようなのどかな光景であって欲しいです。
 
これが、最初で最後の撮影になってしまいました。こんなに早く引退するならもっと取って置けばよかったです・・・・・・・・・・後悔。
 
 
廃車回送の時、雪が谷検車区の方々の粋な計らいにより幕式の行先表示・運行番号表示が再現されたようです。写真は撮れなくてもよかったので最後は見送ってやりたかったですね・・・・・
 
 
近年、鉄道車両の寿命がどんどん短くなっている首都圏において、よくがんばりました☆
 
そして、おつかれさま。
 
デハ7001。
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    名状しがたき横浜のような所に生息する人。写真撮ったり模型やったりしている。たまに名鉄車両を大量投下するので横浜市民で或る事を疑われている模様。

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